五感に訴えてくるフィンセント・ファン・ゴッホの芸術性

芸術家の中では断然、フィンセント・ファン・ゴッホが好きです。
芸術家の場合、どうして好きかというのは答えにくいのですが、フィンセント・ファン・ゴッホの作品はいつも、私の五感に訴えてくる感じで、魂を揺さぶられるというか、その世界に吸い込まれそうになるというか、ある種の恐怖も感じ、怖いもの見たさ・・・のような感覚もあります。

芸術・アートには素人ですので、上手く表現できませんが、ゴッホの絵って全体的に歪んでいるというか、ひずみが生じているというか、見てるうちにこっちも歪んでくるような感覚があり、そこも好きな部分です。

アムステルダムのゴッホ美術館に行ったのですが、複製画と違って本物はさらに、そこはかとない怖さとか歪みを感じました。ここにある作品は実際にゴッホが描いたのだな・・・と思ったら、さらに怖くなり、その感覚がまた五感を揺さぶられたというか・・・。ホラー映画が好きなのですが、大好きなホラー映画を観てるような感覚もあります。ゴッホの作品に魅入られた大きなきっかけは実は黒澤明監督の”夢・Dream”という映画で、いくつかのお話がオムニバスになっているのですが、その中で寺尾聡さんがゴッホの作品世界の中に入り込むという話があり、そこで絵を描いているゴッホに出会って話をするのです。ゴッホというと、自分の耳を切って娼婦に送り付けた事があったりという衝撃的な逸話もあり、その映画の中でもゴッホは耳に包帯をしているのです。そういったある種の狂気の世界が、私がゴッホに、芸術に魅入られる要因の一つです。

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